2015年02月19日

戻っています。



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京都出張から戻り一週間が経ちました。

滞在記録も侭ならず、既にこの写真の風景もすっかり過去に。


お休みを頂いた日は、学生時代から通っていた三条辺りの骨董、古美術店などの、懐かし方々を尋ねました。

中学の頃から、骨董品収集の趣味があり、地域一番点に堂々と入っては、自分のお小遣いで買える「カケや割れ」が入った籠の中から数点厳選してた記憶も新しく…。店主たちが、買えるはずもない私の年齢を見て、長時間、器の歴史や技法の説明をしてくれたものです。今思うと、暇だったのか(ごめんなさい)奥の座敷にまで上げてくれて、お茶もお菓子も出ていたように思う。
今の方が敷居が高い、祇園、三条辺りのお店。若気の至りとはこの事ですね。ありがたい。

で、今回は、観光客で人気の「てっ〇〇堂」に30年ぶりぐらいに入ってみた。

「8.−」

とシールに書かれた価格が、若い頃はいくらなのか解らず、8円な訳もなく、小さな手塩皿が8千円な訳もなくと思いこみ…はたまた、創造絶する桁に違いないと、聞けずに数万個積み上がった店内の神々しい器を触る事も出来ないで何日も何日も通った。

大人になって、しかも結構な陶磁器業界の仕事を経て踏み入れたその世界は…。

「これ全部、古清水ですか」
「いえ、古伊万里です」




なーーーーーーんだ。
これ、全部古伊万里じゃん。という結論。





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あれだけ積み上がった骨董が全部、古清水だと思い込んでいたのに、私の知識のなさが生んだ勝手な理解で、ちょっとがっかりした。
しかし、大好きな古伊万里で、ま、いっかとご機嫌に。

古伊万里は、ご縁あって、永年、九州で買い集めて来たので、古伊万里の収集は九州の方が品揃えが凄い。しかも、自分の好みがはっきりしていれば、店主に知識を重ねて貰って、目利きも叶い、数分の一以下で譲って貰えるし…。

もう古伊万里は増やしてはいけない。と思いながら、一時間程、店内に積み上がった品々の中から、
縁を探し続けた。その間、観光客が1分ぐらいづつ入れ代わり立ち代わり。皆さんに、値段の読み方を教えていた。笑。

さて、今回の戦利品は。

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江戸末期の頃の赤絵。

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好みは変わらず、盛絵付けされた赤絵ばっかり。でも、小鉢はなかったのでいい買い物に?松竹梅や、山水画の品揃えが多い中、唐子の可愛らしさが目についての決定。中の染付もいい感じの配置。

しかもこれ。
一つは、店内に入ってすぐ、習慣のようにキズモノの籠をチェック。一つだけ好きだったこれを預けていた。
口に少しのヒビがあり3000円。ダメなら花器にと。私にとっては、金継ぎすればまったく問題ない傷だった。

そして、一時間かけて探し着いた器もまた同じだったという結末。完品が8個あった中に二個目が選べずに諦めた後だった上、しかも包んで貰うまで、本人は全く気が付いていなかった。

印象的で面白い、とても良い買い物をした。













自宅の古伊万里と対面。
京都の豆菓子と新作チョコレートの八つ橋でお茶を。

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基本的には小鉢に向いた形状で、花形の輪郭に口を付けるのは今まではご法度でしたが、気に入った磁器の煎茶碗が数年手に入らないので、これに決めてみた。
柔らかな曲線だったので違和感もなし。同じ趣味を持ち、若い頃から一緒に買い集めて来た主人からも、口を付けて良しのOKが出た。ここは大事なところ。












という訳で、祇園辺りを散歩した日の、京都の気持ち良い報告はなかなか出来ませんが、一応、ミッションを終え戻っております。皆様、沢山のメールをありがとうございました。出張中はお返事できませんでした。どうぞ許し下さい。












そして、京都から戻った翌日は…。

5月13日から松屋銀座様での出店のイベントが決まったanbyのDM撮影を。
アートデレクターの佐藤君、カメラマンの撫井君に来て頂き、終日。

松屋様の情報はまだ非公開ですが、
この日、2のパーマネントフライヤーの撮影も致しました。

この一年、個展が出来なかった反省も含め、
永年の作品や、初期のアトリエでの皆様との時間を一緒に振り返れるようなものを。
そして、いったい2ってなんなの?という不思議をきちんと紹介するリーフレットにすべく、只今、佐藤氏にお願いし制作しています。たった一枚の小さなものですが、私にとっては4年分の宝が詰まっています。

初回配布は、三越日本橋店様での3月4日〜17日のイベントにて。どうぞお楽しみに!














そのプランニングにあたり、懐かしい作品の写真を出してきました。
以下の写真は私が撮ったモノのなのでリーフレットには掲載しておりませんが、ちょっと懐かしんで頂けたらと…。






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一番最初に創った作品。matoi「ichimaime」

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古巣での個展で想いを込めて創った。oo-matoi

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扱いやすい薄手をシルクで創り始めた頃の作品。

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goroutaやample様に納めたotoko-matoi












懐かしい前のアトリエの風景。

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今も想いが離れない庭。

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そして、想い出の一コマに忍ばせた、

今の私の最新作。

















matoi「museum」

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2015 2 acco oimatsu(記念作品)

silk pt.(France)
Linen(France)
wool(England)
feather/blade
glass parts (Czech glass)



















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皆様が育ててくれた2の記録。
今、二人に完成を委ねています。





あと少し。日本橋の三越様では、2の器JAZZを出品いたします。
是非、お越し下さいね。
























posted by 2 at 12:50| Comment(0) | 記録ーdiary
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