2015年07月08日

先生来ました。



雨が続くお天気ですっかり引き籠って仕事しています。

お仕立ての仕事を沢山抱え、ちょっとお願いしてみたら、
なんと…。













IMG_2178.JPG

先生。来てくれました。












一週間の強行スケジュールで、
父を放ったらかしてなんとなんと、、、。












しかも、いいチャンスなので、
母の洋服の縫製を習いたいと手順を聞いていたら、
開口一番。手順の一は「先に柄合わせしましょう」でした。

用尺を考慮して生地ロスのないように仕入するのが一般的ですが、
お誂えの世界は、一人分の「着分」は3.5mを買って頂く。が普通なので、
その中から、いい柄を合わせ、柄出しもデザイン(技)の内。
という永年やっていた事すら、すっかり忘れていたオーダー再開の初日。





そしてこの生地については、
「これは脇で柄合わせしたら大柄に見えるからしない方がいい」
と。

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昔から、柄出し名人とファミリーの間で冷かしておりましたが、
久々の母との仕事で、先生は健在でした。













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そしてこちらの素材。
2mで軽くお仕立て代を超えてしまう高価な生地。
総柄の刺繍を見るなり、
「これは素晴らしいわね」と杖も忘れて裁断台へ。




「これは一等品ねー」と上機嫌。
「自分で着ないでどうするのー」とも一喝。笑。








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この後、数時間。
座ることなくササッと仕事をこなす母。
御年86歳。現役に脱帽です。












しかし、柄出しが難しい。
お客様のご要望で、パターンが決まっている為、
出したい部分に柄を持って来れない…。
2日掛けていろいろ考慮の末、
パターンを優先して本日裁断に。

その後、初めて、母の縫製手順や、手なりを見る事が出来ましたが、自分もおおよその仕事をできるようになってからこのような機会は初めて。最近、母に付きっきりで指導を受けている姪っこの技術が母並に上達する姿を見て、母の指導をあと何年受けられるか解らないと、
今回の先生の合宿は本当に奇跡とチャンスと肝に銘じている。





そんな数日を送っておりますが、
お風呂や食事など、普段の暮らしでは介添えが必要な為、
ふらふら歩く母から目を離せず、
既に私はぐったり。

でも、外食のご馳走好きの母と私。
仕事を終えては、殆ど目も見えない歩けない母を連れ出し、
夜な夜な街へ繰り出しご馳走を。
そして徒歩3分の場所から、
「もう無理」と言われ、タクる不良親子でございます。





冗談はさておき、
こんなに幸せな時が来るなんて。
母の仕事は本当に学びたかったので。
夜も眠らず復習しています。

また書きますね。
いつもありがとうございます。
posted by 2 at 23:47| Comment(0) | 衣ーfashion
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