2011年08月10日

夏の愉しみ。

夏になると、
朝ごはんにヨーグルトは欠かせません。
この季節、たっぷり作り置きしておくのがこれです。

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プルーンの赤ワイン煮。

以前は袋に沢山入ったドライプルーンを、
ワインにお砂糖とシナモンスティックを入れて煮ていましたが、
最近のヒットはIKEAのgloggで作ること!
プルーンは紀ノ国屋などで少量で売っているフランス産の
ソフトドライの種無しを使います。
すでに甘みとスパイスの効いたgloggに、
同量のお水と少しだけザラメ砂糖を入れてレンジでチンするだけ!
はずしたラップをそのまま落し蓋にして冷ますと、
ふっくら甘甘のできあがり!
これはカスピ海系ではなく、
酸味の利いたヨーグルトによく会います!

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もうひとつは、
フルーツのジュースマリネ。
何でもいいのでフルーツと相性のよいジュースを選んで、
フルーツ+ジュース+リキュールで冷やすだけ。

例えば、
・<桃+夕張メロン>+桃ジュース+コワントロ
・<バナナ+オレンジ>+オレンジジュース+ペイリーズ
・<ブルーベリー+ラズベリー>+サイダー+グランマニエ
・<ピオ−ネ(皮剥いて半分)+さくらんぼ>+冷紅茶+カシス
等など…。

写真のマリネは、
これまたお気に入りの紀ノ国屋で買うカットフルーツ。
紀ノ国屋のカットフルーツはとても新鮮で、
イチジクやベリー、マンゴー、メロンなど、
旬の果物が入っていて彩りも抜群!

本当は上の写真は撮影用でオスマシしました(笑)
いつもは食べる直前に、
プルーンもマリネもシロップを沢山入れます。

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今回のマリネ液(ジュース)は、
オレンジとマンダリンオレンジをミックスして、
グランマニエを入れました。

この日は底にシリアルを入れているので、
もっとツユダクです(笑)

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美しくないですね…。
でも美味しいので、是非ツユダクは、
独りの時にお試し下さい。




更に応用編として、
フルーツマリネは、フルーツごと大きなワイングラスに入れ、
赤ワインで割ってクラッシュアイスを入れ、
レモンを添えるとサングリアに!

プルーンのグロッグ煮は温かい紅茶や、
あっさりしたマスカルポーネなどによくあいま〜す。

夏に負けないぞ〜!
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2011年07月20日

日常の料理。

撮影の翌日、
フラフラのワタシを労いに、
姉が遊びに来てくれました。

姉は毎日の暮らしを慈しんで生きるのが本当に上手で、
花から食に至るまで、日々の暮らしを愉しんでいます。

昔から二人でよく食事に行っていましたが、
最近は両親の家での来客時に、
二人で食事を作ることが多く、
こんなにゆっくり過ごしたのは初めてかも知れません。
しかもこの日はお泊りしてくれたので、
1泊4食、姉と食事を愉しみ、食談義に花が咲きました。
ゆっくり料理も教えて貰ったりして、
本当に久々に心が開放された時間でした。



1食目のランチは、
歩いて5分の奥沢にあるイタリアンレストラン。
シェフのお母さんが作る野菜が食材の中心。
全てのメニューに野菜が上手くアレンジされていました。

これは前菜。
獲れたて新鮮野菜なので甘くて味が濃い。
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東京では、新鮮野菜がご馳走なのだから、
良く考えると変な話ですよね。
ビシソワ−ズ、たまねぎのキッシュ。
ベーコンも自家製。


私が選んだメインのパスタ。
蛸と小豆のアラビア−タ。
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小豆の香りがたっていて、
アラビア−タなのでピリっと辛く、
珍しい絶品。

こちらは姉の。
海老ととうもろこしのパスタ。
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とうもろこしが甘くて、
海老は殻つきのままなので、
いい出汁が出ていました。

この後に大量のデザートが。
…ワタシは量にギブアップしましたが…
ひとつひとつはシンプルで美味しかったです。






そして夜…。
7時頃から食材の買出しに行き、
姉がささ〜っと作って、
二人でシャンパンディナー!
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プロシュートと旬の桃。
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オリーブとチーズ。枝つきレーズン。
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焼きブロッコリーの温サラダ。
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牛ステーキとズッキーニのソテー。
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レバーペースト。
カボスとパッションフルーツのジャム。
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「料理はなんでもささっと作れるでしょ!」と姉。
丁寧な仕事をしながらも10分程で完成させる。
…いつもながら勉強になりました。

姉はシャンパン、私はジンを…。
かしましく夜が更けていきました。笑。

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そして朝食は冷たいパンプキンスープ。
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撮影用に買った食用花がいい感じに。
朝は軽くチーズとパンで。


これはお昼ご飯。
そうめんの副菜に父から届いた野菜で、
またまた10分でお料理を。

きゅうりの酢の物には、
柑橘系の酢を足して胡麻を天盛り。
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ゴーヤと茄子の煮浸しにはカツオ節を天盛りに。
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この後、時間の許すまで、
お料理を教えて貰いました。

″日常の食生活は何よりも大切″
姉に食育を受けて再認識した有意義な日でした。
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2011年07月03日

木と釉薬。

年輪の見える素朴なテーブルを買いました。

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先日、10年使っていた2m長のテーブルを売ってしまい、
暫く大テーブルを探していました。
天板に年輪や節目があり、塗装なしの一枚板。
使い込まれた角やいろいろな遍歴?も伺える
アンティークの新入り君。
4本の鉄足も軽やかで今のライフスタイルにマッチ。
やっと我が家に安息の食事タイムが(笑)

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結婚して20年余り…、
ずっと濃い茶系のテーブルだった為、
使う器も白が多く、
濃色の色絵などを使う時は折敷を使っていました。
このような素地のテーブルは初めてなのですが、
今まで活躍しなかった釉薬が映えたり、
植物の活け方も変わったり…、
日々の暮らしに変化が出てきました。

「醤油は染みるなあ…」
「それもいいんじゃない?」
なんていいながら、
新入り君と馴染むまでの時間もいいものです。




今日は母が送ってくれた、
さくらんぼをお気に入りのイタリアの陶器に。
写真を撮ってみました。

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我が家は、
99%器は和食器なのですが、
最近、洋食器に興味を持ち始めました。
ガツンと目が覚めるような色がとても好き。
見込みとの段差のあたりに釉薬の流れやムラが
あるものを選び手作りの表情が出ているものを
吟味して購入しました。
今、ライラック色も取り寄せています。

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良く見ると、頻繁に使っている、
九谷の上絵付けの顔料にも、
同じ色がありました。

自分の好みと言うのは小さい頃から、
何も変わっていないのですね。
この年になって沢山蓄積したモノ同士を
コーディネイトして初めてそれに気付きました。

数年前に、
フィガロの取材を受けた時、
編集者の方とそんなお話をした記憶がありますが、
「小さい頃の原風景で見たものを、
大人になっても知らず知らずのうちに、
目で追いかけ選別している」と。
そのお話で、自分の原風景や環境を今一度見つめ、
この仕事に邁進しようと思ったきっかけでもありました。

あの日の取材は、私にとってとても有意義な出会いでした。
副編集長の吉沢さん。
Penなどの表紙も受持つカメラマンの岡野さん。
私の冷めた手料理を食べて下さったほんの数時間でしたが、
いいお話を聞かせて頂き、
うちのボロ屋を綺麗に載せて頂いた、
今では幸せな思い出と出会いがありました。

また会いたいなあ…。



そんな思い出話までさせるこの新入りテーブル君と、
そしてガツンと目の覚める釉薬のお話。
そして、クロスを変えると器の見え方も変わる、
そんな…ディスプレイのお話でもありました。
今も尚、愛すべき後輩へのエールとして!(笑)

皆さまの夏の食卓の写真、送ってくださいね。




追伸
皆さまからの沢山のコメントやメール、
暑中見舞い、お手紙など、本当に嬉しく拝見しています。
お手紙は大急ぎでお返事を書いておりますが、
なかなか不精で追いつきません。
本当に本当に丁寧でクリエイティブなお手紙等に、
元気を貰っています!
次回はそんな素敵なお手紙もご紹介したいと思っています!

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2011年06月20日

束の間の休息。

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梅雨の晴れ間。
束の間の4時間、近くに住む親戚の家で、
ホームパーティーをしました。

メインは差し入れのお肉。
お庭でBBQです。
内外の境目の曖昧な空間創りがとても素敵。

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私からはアウトドアー時の定番となりつつある、
ラスクとポテトサラダ。
ワサビ入りのユルユルのポテトサラダを、
三温糖とバターでうっすら甘く作った薄いラスクに、
片手でディップして食べられるもの。

そしてオリーブと夏野菜のバルサミコマリネ。
庭のバジルと、海老も入れて一晩寝かせました。

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この日に合わせたようにたった一輪咲いた、
レディーエマハミルトン。
我が家で一番香りのいいイングリッシュローズです。
ダリアやユーカリ、ミントと一緒にブーケにし、
アンティークのガラス瓶毎お土産に。

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珍しい真っ赤な日本のさくらんぼ。
それぞれパッケージを替えてバスケットに詰めました。
アクセサリーを加えてお土産の出来上がり。

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美味しいお肉の後は、
自然光の入るリビングでまたゆっくり。
ご馳走を沢山頂きました。

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小さな頃から弟のように一緒に育って来た彼、
同じ様な業界に身を置き今では二児のパパ。
素敵なパートナーと一緒に創り上げている家のアチコチに、
優しい2人の歴史を見た気がして、
忙しい私達のココロが、
ふと、温まる束の間の休息となりました。

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家っていいですね。
意識せずとも自分たちの暮らしが積み重なって、
温かい景色になっていく。
素敵なもてなしをありがとう。

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2011年06月13日

熟読本。

梅雨から夏にかけての我が家の食卓は、
夏野菜や庭のハーブを使った料理が多くなります。

そして季節の料理を教わる本も活躍します。

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これは白洲次郎さんの娘さん牧山桂子さんが書いた本です。
数年前に購入して以来、頻繁に読む一冊になっています。
ご両親が存命中の食卓の風景を、
娘さんの解釈で、お料理も再現、コーディネイト、
当時の様子も解説されているものです。

全て手作りに拘った訳でもなく、
各地のお取り寄せや頂き物なども、
時々は取り入れ愉しむ様子が伝わります。

何より、器と料理の合わせ方が大好きです。
幕末頃の伊万里の染付けに始まり、
中国・清朝瑠璃や明朝白磁、
イギリス・ミントン社の洋食器から、
18世紀のデルフトの色絵まで、
自由に使い分けられています。

旬の素材を生かしたシンプルな料理。
器も一役かっています。

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また、ガラス器も魅力的で、
盛り付けの効果は勿論、現代、手に入るかなあ…と、
実家の納戸を覗きたくなる物ばかりです。
昭和のガラス器から、
スウエーデンのコスタ・ボタ製のものまで。
とても素敵です。

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白洲次郎さんは政府の仕事をしておられたので、
外交などでも身につけられたスマートな佇まいや、
暮らしぶり、食卓など、その生き様が以前から好きでした。
20代の頃に嵌って年間購読していた雑誌「サライ」に
頻繁に登場する永井荷風と、
雑誌「太陽」に頻繁に登場する白洲次郎の好んだ食卓を、
よく見比べて研究?していました(笑)
この本の中に著者が言っている、
「嫌いなものはまずい物だけ」という一言も、
同感で笑っちゃいました。


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これは本のしおり。昔の本にはよく見られましたが、
2008年発行ですがこのように丁寧な創りです。

そしてこれはきっと著者が選んだと推測しますが、
数少ない現代作家の器合わせに、
岡本修さんの扇面皿が使われています。

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前職でこの動物文は、
蕎麦猪口に描いて頂き販売していました。
ちょっと嬉しい一コマでもあります。
伊勢えびの赤と赤絵がいい具合ですね。












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そして…
恥ずかしながら…
ここからは、我が家の食卓。現実の話…。
ここ毎日ずっと使っている岡本修の新作に、
ひらめのカルパッチョを盛り付けました。
今旬なので美味しいのが手に入りますね。

せっかくなので、
お刺身と2種用意し、
お刺身はゆず胡椒で食べました。

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ラタトゥ−ユは、
主人の母が作った玉葱を沢山入れて。
長崎の野菜は本当に甘くておいしい。
我が家のラタトゥ−ユは生トマトとナスを沢山入れて、
ツユダクに仕上げます。
翌日の朝ごはんにトーストと一緒に食べる時は、
汁を全部吸った野菜が甘くなっています。
水を殆ど入れないので栄養満点、夏の献立ですね。

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冷たい白ワインを呑みたかったので、
チーズとポンデケージョ、豆ご飯を少し添えました。

夏の食卓は、
野菜が美味しい。
ついつい手抜きしてしまいます(笑)

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こちらは庭で増殖中のバジル君。
ミントさんと違って物静かではありますが、
いい味出してくれます。
バジルが増え始めると、美味しいドレッシングが作れます。
カルパッチョのマリネ液もこれで作りました。




6月7月は、
薔薇の虫退治や追肥の季節。
無農薬のキッチンハーブが汚染されないように、
土から離して隔離します。

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オリーブの新芽もこの時期は雨に濡れて綺麗です。
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紫陽花ももう少しで開花。
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これは半年前ぐらいの同じ場所です。
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作りたかったコーナーがだんだん理想の絵に近づいて来ました。





雨は嫌いだけれど、植物は美しい季節。
頂いた芍薬も満開に。

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また見入ってしまう。植物の造形は不思議でならない。
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呑気なブログばかり書いておりますが、
今週は大きなプレゼンが2件もあり、
先週末には姪っ子のデビューコンサートもあったり、
今週中には大切な友人の追悼ライブや、来客もあり、
ここのところ寝ずに制作に励んでおりま〜す。

飲み会のお誘いは我慢しておりますので暫くお待ち下さい!
唯一、15日のライブでお会いできるかも。
posted by 2 at 13:22| Comment(0) | 食ーa table

2011年06月04日

白鳥の湖

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今朝、お庭のお掃除を終え、
ふとリビングに座ると、
昨日のお客様から頂いたお手紙とお菓子が。

旬のさくらんぼに添えられた、
優しいお手紙は鏑木清方のさくらんぼの画。
図録などでは美人画が多いので、
草花の可憐なスケッチを見たのは初めてでした。
艶やかな女性を得意に描く人なので、
たった7つのさくらんぼもふっくら色っぽいですね。

さくらんぼは、小さな頃、病弱だった私の大好物で、
病院の帰りに買って貰うと、
魔法のように治る不思議な果物でもあり、
大変、想い入れのある小さな赤いお薬です。

今でも私にとっては特別な存在で、
元気な日は食べてはいけない感じがするのです(笑)








そしてもう一つは、
私がずっと手に入れたかったお菓子。
松本″開運堂″の″白鳥の湖″。
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このお菓子は、
以前、お茶のお稽古で先生が用意なさった
同じ開運堂の、
″老松″というお菓子がきっかけで知り、
和菓子屋さんが作るボルボローネという事もあり、
ずっと手にしたかったものでした。

この白鳥の湖は、
豊科インター側の犀川の淀みに飛来する
シベリアの白鳥を親しみ作られたそうです。

艶やかなコバルトブルーの器に乗せたら、
見込みの轆轤目が波紋のように見え、
まるで泳いでいるかのように!
嬉しくて写真を撮りました!!

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ボルボローネはスペインの修道院で考案された、
幸福のお菓子という意味を持っているそうです。
和三盆菓子よりも柔らかで「触るとほどける…」
といった感じ。口の中で一瞬です。
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各地には、
由来のあるお菓子がひっそりと眠っていますね。
そしてまたそれが旅の楽しみでもあります!





幸せな時間をありがとう。
お土産は会話。またお茶愉し。
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次こそ、清里現代美術館の話を…。
沢山のアクセス…すみません。









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2011年06月02日

岡本修の器。

「暮らしの器 花田」さんでの新作展。
ご挨拶を兼ねて出掛けました。

岡本さんとのお付合いは、
前職"私の部屋リビング"での企画時代に、
恩師である九谷青窯の秦耀一さんからご縁を頂き、
大変お世話になっていました。

岡本さんの作品創りに対する姿勢やお人柄、
個々の作品の発想の原点等に興味を持ち、
以来、ずっとファンである作家の一人です。

威厳に満ちた作品の佇まいが好きで、
なんだか懐を借りて挑戦する気になる不思議さ。
これはあくまでも私のココロの内ですが。
自分の意識が向上したり躍ったりするのです。

そして、その製作過程に於いても、
誰もが簡単に出来る技術ではなく、
根気のいる丁寧な上絵付け、
時には点描の様な銀彩、織物の様な多色の更紗文様が、
器一杯に描かれています。


この写真は私の部屋リビングで販売した商品。
"更紗文"まだあるかなあ…。
現在も我が家でヘビーローテーション。
多色で描かれた和洋の区別ない柄は料理を選ばない救世主。
フラットな見込み、
低い立ち上がりと傾斜も用途を広げる好条件。
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この湯呑は″銀座・日々″の個展で購入したもの。
ほうじ茶と冷酒用に使っている。手の中で転がすには飽きない作風。
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雪の降る季節に石川県の工房に伺った時、
上絵の彩色時には火気厳禁と言う事もあり、
ストーブも焚かず寒い工房で淡々と絵付けなさっている姿を見て、
たった一つの湯呑をこんな時間をかけて創っているのかと、
改めて感心した事がありました。
東京での個展でも新作を見る度に、
怠ける私を奮起させ、
創作活動に勇気を与えて下さる存在です。









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今回連れて帰って来た新作。
ドイツの古いカード51枚との出会いにより、
イメージされた絵付け数種。
口元の赤絵部分は口づけを拒む形状でもあり、
絵付けの不思議さを紐解きたい感じです。

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そして、大作の長角皿。
切り立った側面には黄八丈を思わせる配色。
内側には何やら呪文の様な…。
伺うと「アフリカの木版プリントの布にあった柄」だそうで。
(言うまでもなくこれは全て手描き…。)

各国の古代や古典の様々なものから得るインスピレーション。
また一つ愉しいモノガタリが聞けました。

しかし、この器。
この色といい、柄といい、大変珍しい風貌。
どんな料理が合うのか?組み合わせは?と、
岡本さんやオーナーと話が弾みます。
私は勿論、このように組み合わせるのですが…、
「柄×柄はないでしょう…!!!」と作家。笑。
「いえいえ、これでいいのです」と私。笑。

和菓子に。
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押し寿司に。
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そして、ある日の食卓。
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結局、何を併せても受け止めてくれる懐の深い器であり、
なんだか自然の食材に馴染む色柄だった。



その日から、
私にとってはこの奇妙な?柄の新作たちが食卓を盛り上げ、
用意する食材や切り方等、
暮らしにまたひとつ愉しい要素が加わりました。

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暮らしの中の密かな楽しみはこんな事から。









話が飛躍しますが、
これは私が高校生の頃から集めていた古伊万里など。
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多色の醍醐味と絵付けの細かさ、
赤や金銀彩の盛り絵付けの感じ。
そして意味のある柄やキャラクター。

好きで愛用しているこれらの古典の器と、
岡本氏の作品に、私にとっては境界線がないのです。
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むしろ、古典にあった説明の付かない退屈な感じや、
重々しいムードをスーっと抜いてくれて、
それで居て共存してくれる。現代の仕事。
私の器好きのルーツはここにあるかと…。
また深みに嵌ってしまう。
いや…もう増やしてはいけない。

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只今、岡本修氏による「2オリジナル商品」を依頼中、
9月に発表する予定です。皆様、お楽しみに!




【岡本修 花田オーナーによるコラム】
http://www.utsuwa-hanada.jp/sakusha/a/okamoto-osamu.php











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2011年03月23日

真っ黒くろすけ。

丹波笹山の黒豆の新豆が手に入ったので、
先日頂いた沖縄の、
"作り立ての黒砂糖"と一緒に炊きました。

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私の好きな黒豆は、
醤油をいれず、ほんの少しの砂糖で、
大豆のように食感と風味を残した、
言ってみれば黒豆のシロップ煮のような感じです。

沸騰させた煮汁に、黒豆を5時間浸し、
灰汁を取りながら二重蓋で1時間程煮るだけです。

甘くないしさくっとしているので、
小鉢に山盛り食べる、
豆サラダ感覚のおばんざいです!

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明日からのお客様に差し上げる為に、
小さな小瓶に詰めました。

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真っ黒…。くろすけ…。(笑)




黒豆 200g
【煮汁】
水 カップ8
黒砂糖 150g
塩 小さじ1/2
重曹 小さじ1
posted by 2 at 00:31| 食ーa table

2011年03月05日

お茶事情と茶箪笥。

matoiの日記ばかり続いていたので、
今日は大好きなお茶の事を書いてみようと思います。

昨日今日と5枚も創って頭の中はmatoiで一杯ですが…、
ちょっと先が見えてきたので余裕が出てきました。

今週は、納品の為の来客も多く、
お陰さまで私も少しだけお茶をする時間が持てました。

私のお茶好きは仲間内では知られておりまして…、
お土産や贈り物にもよく美味しいお茶を頂きます。
私の分析?ではきっと美味しいお茶を下さる方は、
ご本人もお茶好きなのだと思います。
美味しいお茶というのはなかなか巡りあう事が少なく、
鼻をクンクンと利かせていなければ出逢いも少ない。
…という持論もあります。
有名店の紅茶は全て美味しい。…という事もなく、
自分の食にあった味や茶葉具合など等…あると思います。

なので頂いたお茶や、美味しいと巡り合ったお茶の
情報、入手先などは手元に置いて、
何年も取り寄せたりもしています。

これは、恥ずかしながら私の茶箪笥。

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随分前に古道具屋で昭和時代のショーケースを買い、
ここにお茶を保存し始めたのですが、
よく見えて非常に便利。機密性も高く湿気もきません。

我が家は色んな人がお茶を淹れてくれるので、
誰もが解りやすいように決め事をしています。

まず、上段は紅茶。
中段は日本茶と中国茶。
下段は香りのない干菓子。

更に各段の右側に頻繁に使っているものを。
(これは導線に従って自然の成り行きです)

そして、ガラスケースの横の地球瓶には、
京都唐長お懐紙、IKEAの紙ナプキン、
大分の竹箸、箸袋に使うぽち袋。
を沢山ストックしています。

この他に、お抹茶は冷蔵庫、
茶道具、茶碗は天袋と決めています。

沢山の種類がありますが、ここ20年ぐらい、
ずっと変わらず飲み続けているものばかりです。

上段の紅茶部門の定番は、
・Clipper Classics/Organic EARL GRAY(T.B.)
・PEAPLE TREE/Organic DARJEELING(T.B.)
・Ronnefeldt/Roibosh Zitrone
・TIC TOC/Roibosh Greentea
・DEAN&DELUCA/EARL GRAY EXTRA(LEAF)
・TWINIGS/EARL GRAY(LEAF)
・MARIAGE FRERES/MARCO POLO(T.B.)
・MARIAGE FRERES/EROS(LEAF)

毎日飲むお茶は、出来るだけオーガニックに。
定期的にイギリスの姉が送ってくれるので助かっています。
イギリスのオーガニックに対する考えは徹底しているので、
いいものが沢山あるようで羨ましいです。
Harb Teaは庭のフレッシュを。カップに入れてお湯を注ぐだけ。
もともとカフェインが苦手なので、
ナチュラルなお茶ばかり飲んでいますが、
忙しい時は目覚ましに濃くて甘〜いミルクティーも。

中段のアジアンティー部門の定番は、
・加賀棒茶(ほうじ茶)
・輪島の棒茶(ほうじ茶)
・谷口園(京都市宇治)/煎茶雁が音
・千茶荘(松江市矢田)/抹茶入煎茶
・一保堂/玉露雁が音
・一保堂/麒麟

・愛龍琥(横浜中華街)/ジャスミンティー
・愛龍琥(横浜中華街)/東頂烏龍茶


です。

そして、先日、中国に行っていた主人が、
お土産に杭州のお茶とお茶請けを沢山買ってきてくれました。

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私たちは昔、台湾在住の友達宅に滞在した事があり、
その時に連れて行って貰った茶迎館の迎茶に嵌り、
帰国する時に一通り道具を揃えて戻りました。
今では日本でもよく見かけるようになりましたが、
私たちはそれ以来、台湾の高山茶が好きで、
上質のお茶を手に入れるのに結構苦労していました。

なかでも龍井茶の特徴はなんと言っても香りの高さです。
繊細な乾燥茶葉は大きく開くと鮮やかな黄緑色です。
聞香杯の意味も納得の一瞬です!

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あ〜。
お茶の話になるとこんなに長い日記になってしまった…。
この続きはまたの機会に(汗)
写真だけアップしておきます!

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皆さんのお勧めのお茶も是非教えて下さい。
コメントをオープンにさせて頂きま〜す!














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2011年02月28日

your's matoi 2Plate

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最近は製作に終われ、
もてなす余裕がありません。
本来、一番好きなお茶とお菓子の時間も、
最近はすっかり手抜き。

午前中の仮縫いのお客様には、
お茶しか出せなかった(涙)ごめんなさ〜い!!!

そしてこれは夜の部。
手作りの金柑ジャムとサーモンのカナッペだけは
せめてもの…気持ち。恥ずかしい…。
近所の美味しいパン屋さんcupidoは救世主
http://www.cupido.jp/

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posted by 2 at 20:09| 食ーa table

2011年02月26日

金柑生まれた。

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毎年恒例、大量の金柑ジャム作り。

今年はアールグレイと和三盆で煮ました。
クリームチーズとグラハム系のパンが合いそうです!



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2011年01月04日

迎春の宴。

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皆様。新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。


三が日を終え一呼吸して日記を書いています。

我が家(姉妹、両親三家族)は、
年中行事やお祝いの集まりを小さな頃から大切にしてきました。
専門職の家族が一同に介するのは至難の業ですが、
今年もみんな勢ぞろいし、また、
年を重ねる毎にお客様も増え、
楽しさは倍増です!

数年前から大阪からの姉の親友ご夫妻の参加、
そして今年は私たち夫婦の30年来の親友も、
忙しい中、駆けつけてくれました。

其々に持ち寄った料理も個性があり、
酒宴は更に更に愉しさが深まるのです。
新しい年の幕開けにふさわしい温かな時間でした。




私の役割でもある器のセッティング。
今年はコバルトブルーをテーマに、
セットアップしました。
おせち料理は色の濃いものが多いので、
白い器より、とても双方が活かされ、
新たな発見でもありました。

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スタート時は11人のセット。
箸置きは得意のぽち袋に差し替えました。
京都で買った手刷りのものです。

そしてメインのお重は、
私が昨年引退した仕事の最後の作品
″銘々重″に姉が手料理を詰めて持って来てくれました。

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蒲鉾やハム以外は全て手創り!毎年、全員が感動します!

壱の重
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弐の重
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三の重
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四の重
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伍の重には和菓子が…。
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お重の他にも栗きんとん、丹波の黒豆…、牡蠣のオイル漬け、数の子。
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そして、大阪から朝持ち込んで下さったお客様の手料理。
毎年の定番になりつつあります。

高野豆腐、鯛の子煮、鴨と鶏のサラダ。
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そして、私の母のお手製の品は大量の鯖寿司です。
子供の頃から食べている懐かしい味は健在。
今回も大人気でした。

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そして、まさかの私の主人の手創りの一品。
鶏の松風焼き。年末に型から買った力作でした(笑)
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松葉を飾り付けて…私の出る幕ありません(汗)






さらに…宴もたけなわの頃。
お茶の時間は集合から6時間後。

モエシャンドンと一緒に、
友人が差し入れてくれた舟和の定番、芋羊羹。
みんなが「あっ!舟和!」と人気!
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姉の手創りクグロフには胡桃がたっぷり!
食べる寸前に生クリーム、板チョコを削り、アザランまで…
脱帽です。
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そして、私の大役はこれ。
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毎年この日に、″ガレットデロア″をします。
以前は近くのダロワイヨで買っていましたが、
ここ数年はかわいいフェーブを見つけ、
焼き立てを出すようになりました。

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アーモンドクリームが入ったパイを焼き、
その中に磁器製のフェーブというおもちゃを入れ、
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切り分けたパイに、そのフェーブが入っていた人が、
この年の幸運を約束されるラッキーマン!
そしてこの王冠をかぶります!

毎年、老若男女、電気を消してお皿をぐるぐる回して、
歌を歌い終えたらストップ!
笑い転げて幸せフェーブをゲットする
興奮の行事となっています!

今年の王冠は姪っ子が、
友人が持ってきてくれたモエの箱で創ってくれたものです。
即興で30分の力作!これまた感動。

これは端っこで作ったチーズパイ。
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手創りは素晴らしい。
やっぱり今年も私のキーワードはこれに尽きるようです。

迎春の宴。記録日記でした。
ながながと読んで頂きありがとうございました。

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2011年迎春
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2010年12月31日

今年は11人?

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毎年恒例の新年会、今年は11人〜。
飛び入りがあってもいいように、
準備するものやお料理の量は多めに…ここ数日寝不足。

年末は小さな頃から来客が多かったので、
昔、親がやっていた事と同じことを、
姉妹でやっているなあと感じています。

小さな頃は、お正月にしか出さない縁起物の柄の器や、
屠蘇器、七福神の蒔絵の漆の杯など…。
そしてお客様に合わせて新調するものもあり、
″それなり″の緊張感で準備を手伝っていました。

懐かしいお顔が集まった瞬間に、
皆さん、笑顔で幸せになります。

ここ数年は、大阪からわざわざ、
手料理持参で参加下さる知人もあり、
この酒宴での楽しさは倍増です!

身内のお誕生会も兼ねているので、
パイを2台焼き、フェ−ブを仕込み、
ガレットデロアも恒例の行事になりました。
(このことはまた改めて!)


迎春には、永年、長崎の馬場古美術店で買い集めてきた、
大切な古伊万里を出します。
そして今年は香蘭社の年代モノの鉢に、
兎の絵が入っていました。

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和食器には意味のある縁起の絵付けが入っているものが多く、
迎春にはぴったりです。
年配者にも退屈せずに器を楽しんで貰えるし。
絵の意味などから日本の風習などの話になり、
器も、もてなしも、やはり大切な食育ですね。

因みに写真の上の鉢内には鯉の絵付けが。
″鯉はやがて鯱(シャチ)となり鯱はやがて龍となり天に昇る″
という言い伝えがあり、
鯉の絵の中に天空が描かれていると″出世鯉″の意味になります。

右の兎の絵付け鉢には全体に亀甲紋が入っています。
万年生きると言われている亀の甲羅を紋にしたものですね。






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今年の門飾りは、
初めて門松を買わずに自分でオブジェを創りました。
本当はいけないのでしょうが、閃いたのでやっちゃいました(笑)
うちの前は保育園の園児たちの散歩道になっているので、
毎朝、リアクションが面白い。きっと受けるはず(笑)

紅白の竹ひごと、銀色に塗った竹に赤い植物がくっついています。
針金でまとめて門へ付けました。





部屋のしつらいは…。
旅先で集めた古い漆重のいろいろを飾ります。

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ガラクタの漆は、ぼろぼろで匂いも取れませんが、
その色や盛り絵付けに魅せられてついつい買い込んでしまいます。
これは益子の古道具屋で300円で売っていたもの。
この他に沢山買ったら全部タダで下さいました(笑)
人にとってはゴミでも私にとっては貴重な昔の資料。
味のある朱色とアチコチに螺鈿-ラデン-(貝の装飾)まで施してあります!

捨てる神あれば拾う神あり!ですね!

食卓で使えない漆は普段はストレージにしています。
使わなくなったアクセサリーを保管したり、
香るものと一緒に冠婚葬祭で使用するハンカチや、
夏にしか使わない黒檀の扇子などを入れています。
密閉度が高いので香りも漏れず湿気もきません。

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この中には、
80歳の母から譲り受けたアクセサリーもあります。
現在はヘンテコリンなモノを好んで付けていますが、
″美しい普通″のものも身に着けた時代もありました。
こうして眺めるのも年末ならではです。

これは20代の頃、
ロンドンのポートベローで買った小さな箱。

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どうってことないのですが、
中の黄色の綿がキュートで今でも大切にしています。

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話が迎春からそれてしまいました。



そろそろ、オーブンからいい香り…、
ワン!
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ツー!
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スリー!
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…でチョット一杯 笑
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おせちに入れる、鶏の松風焼きが出来上がりました!
またお料理に戻りま〜す。











皆様。今年も大変お世話になりました。
このブログに頂く沢山のアクセスは、
私の日々の支えになってきました。
お礼の気持ちを込めて、
今日だけコメントを受け付けてみますね。
公開はしませんのでご安心ください。

2011年も皆様に笑顔を届けられるように、
今まで以上にがんばります。

皆様にとって幸せ多き年になりますように。
よいお年をお迎えください。
ありがとうございました。


コメントの受付は終了致しました。沢山の応援メッセージに感謝です!

posted by 2 at 18:29| 食ーa table

2010年12月24日

クリスマスの色は…。

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色の組み合わせはとても面白い世界ですね。
私も色彩の勉強をしていた時に、
先生から「ビビッドちゃん」と呼ばれていましたが、
色に関しての探究心は今でも相変わらず旺盛です。
何に向かっているのか、何を探しているのか不明ですが、
とにかく、好きな色の姿、佇まいをみると血が騒ぎます。

さて、
タイトルに書いたクリスマスの色ですが。
赤と緑。という基本カラーも安心して暖かな視野を生んでくれますが、
白だけの世界も素敵ですね。

テーブルに於いての白だけというのは、
お料理を盛り付ける前のほんの一瞬の姿だと思います。

お客様を迎える前のセッティングをよく写真に残します。

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この後は、大変な事になるわけで…。
手土産、差し入れ、お荷物、人…、
あっという間に色んな色が混在します。
愉しい会食会は、
洋書の姿で…という訳にはいきませんね。



写真は子供が来る時の部屋でのセッティング。
食事中にプラスチックやペーパーウエアは使いたくないので、
プロユースの丈夫な洋食器や、
昭和初期頃の日本の雑器なら丈夫で安心。
アルミやガラス器を上手くコーディネイトすれば、
勿論大人にも失礼のない姿に。

以前、各地で骨董品を買う時に、
木のくりぬきの漆椀をよく集めました。
漆が硬化してとても丈夫。
汁物を入れずにストレージなどに使うのに重宝します。
現代にない形も嬉しい理由のひとつです。

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posted by 2 at 14:47| 食ーa table

2010年12月15日

冬のご挨拶。

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みかん。ありがとう。
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2010年11月24日

器も料理も冬本番。

久しぶりに器の話…。

最近。
土モノの出番が多くなってきました。

朝食のサンドイッチや軽食には、
軽やかな磁器もよく似合いますが

意識している訳ではなく、
暖かな料理が多くなるにつれ、
手に熱さが伝わらない陶器、
ほっこりした質感を自然に併せているようです。

私の食器棚は、
棚毎にアイテムを決めて入れていますが、
陶磁器の区別はせず積み上げています。
なので頻繁に使うものは上へ、
出番の少ないものは下へ。
そして自分のルールとして、
ワンシーズン出番のなかった器は、
天袋の控え室に一年待機。
その後、出番が無い場合は引退となります。

洋服のスタイリングや品揃えと同じで、
器にもマイブームだったものや、
時代遅れのモノ、
衝動買いした品質の悪いモノなどは、
どんどんステップアップして日常の目線から消します。

その使い道は色々で、
花器にしたりアロマポットにしたり、
庭に出したり…など、
使う場所や用途を買えると、
意外に活きてくれたりするのです!


写真は、寒い朝の手抜きご馳走。
トマトとアサリのリゾットです。
深い緑の織部がしっかり受け止めてくれて、
朝からがんばったという感じに!
そして寝ぼけた朝には、
口当たりの良い漆のスプーンはいいですね。
朱色は和のイメージが強いですから、
今度チャンスがあればイタリアンに合うように、
綺麗な色の漆スプーンを商品化してみようかな。

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この立湯呑みは、
信楽の大御所"古谷信夫"さんの粉引き。
まだご本人のサインが入っていた頃の作品。
もう20年近く使っています。
しみ込みを重ね、艶が出ていい味に。
ほうじ茶やアールグレイに使っています。
熱々のお茶を煎れて掌で覆うと、
ホッと一息いい時間になりますね。

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そういえば、
同じ焼物で6寸皿を5揃えで持っていましたが、
当時はしみ込みについて認識が浅かったので、
汚れが落ちないと思いフリーマーケットで、
5枚500円で売ってしまった事がありました。
「汚れていますがいいですか?」と言うと、
「あなた馬鹿ねえ。これはいい器よ。景色を楽しむものですよ。」
と教えて頂き、そのおばさんは、
5000円で買って行ってくれました。
(定価は確か5枚で15000円ぐらいだった)
この湯呑みを見るたび惜しい事をしたと思い出す出来事です。

これは常滑の作家"冨本タケル"さんの作品。
何度お会いしてもその人柄に惹かれ、
毎回、斬新であり暮らしに馴染む作風を生み出す方。
これは作品展で購入したものと前職で私が企画したもの。
その時々に山のアチコチを削って土も釉薬も創るのだから、
毎回、色味が違ってあがる事を教わった仕事でもありました。

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各地にファンも多いタケルさんの作品は本当に、
飽きずに長く使っています。
素直な洋梨を入れると両者が引き立ちますね。
カラッと乾いた質感は湯飲みにも最適です。

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明日から産地巡業の旅に出ます。
名古屋、京都…。
体力の続く限り現場を拝見し、
いいモノを創りをしたいと思っています。
戻りましたらまたご報告致します。

行ってきます!
posted by 2 at 01:43| 食ーa table

2010年11月19日

もてなし記録。

今年も庭に成った柿。
完熟を待って鳥と競争です。
今年は柿の為に随分早起きしました(笑)

松竹梅の切子が入ったカクテルグラスに、
庭のレモングラスを添えるといい香りが移りました。
黒文字とお箸は京都で購入した大きな四角のポチ袋に。

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そして、西出身の方達の好物、
丹波の黒豆のお茶請け。
ほんのり甘納豆にしています。
お客様を待つ間、
乾かないようにグラスを伏せて忍ばせて…。
着席されたらグラスをコロ〜ン♪と返せば現れる。
そんな仕掛けも発明しました。…笑。
楊枝は小さな千代紙でくるんで。

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昔、私の部屋で企画した白磁の松の陶箱には、
小川軒のレーズンウイッチを。
暖房の効いた部屋にはお花よりグリーンをたっぷり。
キャンドルの灯りも嬉しい季節になりましたね。

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もっと閃きや発明をご用意して、
皆様から小さな「わあっハート(トランプ)」を頂きたいと思いまッす!






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2010年10月17日

引き立て役。

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昨日はパエリア。
先日、長崎産の美味しいお魚を頂いたので、
真ん中にどーんと据えて。
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パエリアは忙しい時の私の手抜き料理。
美味しい出汁のでる魚介材料とサフランさえケチらなければ、
パエリアパンを火にかけて15分で出来ます。
写真の後、更にオーブンで10分程焼いて、
焦げ目を付ければ完成!
(彩りにイタリアンパセリを山盛り乗せてレモンを添える)

そして、
我が家ではパエリアの時に出てくるのはいつものこの織部。
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(数年前に私の部屋で企画した器。"ゆず織部"。
今も私の部屋で販売していると思います。)

宣伝、終わり。(笑)

綺麗な色の料理をまるで葉っぱを敷いたかのように、
引き立ててくれます。
もう5年以上使っていると思いますが、
艶が増し、料理が映えるし食器棚の古株です。


そう言えば、前社、在職中に、
ちょっと深みのある土鍋のパエリアパンを創って欲しいと
依頼した事がありました。
その窯元は食通の(当時)社長様とそのご家族が、
常に、器イコール"食育"だ。と考えて、
日頃から実践なさっているところでした。

昨日もふとあの企画どうなっているかなあなんて思い出し、
黒土や、織部のパエリアパンもいいなあなんて考えていました。

スペインのパエリアパンは食卓では味気ないので、
ずっと前から土鍋ならお焦げも美味しく出来る筈と、
考えていた企画でした。


話がちょっとそれましたが…、
器と料理の引き立て合いは日常のコーディネイト訓練ですね。
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2010年09月26日

秋のもてなしと骨董の話。

皆さま。昨日のLIVE報告日記では、
沢山の反響を頂き、ありがとうございます。
アクセス数は今までで一番多く大変驚いております。
また、メールでのメッセージも沢山頂きまして、
とても嬉しかったです。
これからも精進していいお知らせが出来るようがんばります!
大仕事を終え、今日はまた、
師匠宅へギタ−のレッスンに行き、
新曲を習って来ました。
ちょっと気が抜けたのか今日はぼんやりしておりました。


さて、今日は秋のもてなしのお話を少し…。
先日、お昼の来客の為に、旬のきのこご飯を炊きました。
色気がないので、得意の色絵の器に入れ、
華やぐように器合わせをしました。
寒くなったのでチョット甘めの田舎風に。
香の物は頂き物のワサビの茎の三杯酢漬けです。
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この蓋物は、
長崎に行く度訪れる"馬場古美術店"で購入したものです。
もう20年通っていますが、東京に比べていいモノがまだあるし、
価格は半分以下、それでいて珍しい物も沢山あります。
蓋に"肥"と入っていますので肥前焼でしょうか…。
先代のご主人がまだご存命のときは、
7.5寸の古伊万里のお皿が選び放題で、
清水の舞台から飛び降りるつもりで5揃い買ったら、
「アンタは若いのにエラい。気に入った。」と言われ、
珍しい漆の膳や、赤絵金彩の蓋物などを、
奥から出して来てくださり譲って頂いたのを思い出します。
結局、買っても買っても値段は据え置きで、
「若い人は勉強だからお金は入らん。」などと
オマケして貰ってばかりでした。

ここ数年で、お嫁さんが店主になられたのですが、
その話をすると、おじいちゃんは変わり者で、
気に入らない観光客が来ると店を閉めてしまうぐらいの
頑固者だったそうで、あなたは気に入られたのね。と
驚かれていました。

私の骨董好きは、このような店主から教わるその時代背景や、
暮らしぶりなどに興味があったように思います。



そして、香のものを入れた、染付けの手塩皿は清水焼。
まあ…これもあまりいいモノではありません。
京都の"大吉"という店で想い出に買った物です。
その頃、ここは"ガラクタ"が多くあり、見立て遣いすると
化けるので、私にとっては宝の山でした。
歌舞伎にも出て来るキセル用の灰皿?や、
訳の解らない錫のかたまりなど…。まだ手元にあります。





高校生の頃は京都の"青華堂"と言う店に通っていました。
古清水の染付けばかり置いているお店で、
手に取れない程、高価で、いつも緊張して見ていました。
店の外のひび割れたハンパモノには興味はなく、
いつも深呼吸をしてお店の暖簾をくぐっていました。

初めて接客して頂いたのが18歳の頃。
「高校生から骨董を集めていたら、
ちゃんと目利き出来るようになるよ!」と褒められ、
奥の座敷に上げて頂いて沢山の"本物"を見せて頂きました。
今思えば怖いモノ知らずの若気の至りですね。
財布にお金が入っていない年齢だからこそ、
素直に"奥"に入れたのでしょう…。
美味しいお茶もお菓子も出ました。京都なのに…ははは。

その優しいおばさまとは今でも交流があります。
もう奥には入れませんが…(笑)
ここで買い集めた器は過日フィガロにも載せて頂きました。

そしてこのベースに敷いている、
サーモンピンクのプレートですが…、
何人かの方からメールでご質問頂きましたので、
ブランドなどお知らせ致します。
これは20年程前に主人が、ミラノのジノリショップで買い、
器好きの私の為に手荷物で持ち帰ってくれた想い出の品です。
ブランドはVilleroy&BochのMediciシリーズです。
日本ではあまり見かけませんが大変使いやすく、
和食器と合わせるにも重宝しています。
海外での限定販売だったのか、
気の利いたネット情報も見つからなくてすみません。
http://www.microwavecookingforone.com/VilleroyandBoch/VilleroyandBochMedici.html

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お茶の時にも良く登場します。
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この手塩皿とも相性バッチリです。
これは京都の"てっさい堂"で買った物です。
赤絵と金彩が着物の帯のようなので大変気に入っています。
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手塩皿はいくつあってもいろいろに楽しめるので、
旅先では出来るだけ想い出に買うようにしています。
大きなお皿は吟味して買いたい物ですが、
手塩サイズの物は、その旅先で出会ったら必ず連れて帰ります。

こうして文章にすると、私の器には殆ど想い出がありました。
小さな頃から五条坂の骨董市に夢中で、
いつのまにか自分で買えるようになり、
地方の骨董市を見て歩き、
そこで見聞きした器の背景に夢を見て、
今に至っているのだと思います。

騙し騙され骨董、ガラクタは面白い物です。
自分が気に入ればそれでよし!
今日はそんな私の大切なガラクタ雑器のお話でした。
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2010年08月10日

ある日の料理。

拘りのサンドイッチ。
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16年間作り続けている得意料理。生春巻き。
生春巻きの皮(ライスペーパー)は、
ベトナム製のものが伸びがあってしっかり巻けます。
透明感もあるので中の具材が綺麗に見えます。
これは代官山パントリーで、
小さいサイズのものを見つけた時の写真。かな…?
直径15cmぐらいなので、
片方を開けて巻き野菜の顔を出すと、
またいい感じです。二口ぐらいで食べられるので、
ランチミーティングや子供ちゃんの来客時には人気です。
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