2011年09月20日

24時間だけ休暇。

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随分前に清里現代美術館に行きがてら、
清泉寮に行ったのを最後に、
お休みを取っていなかった。

主人が大きなイベントで1ヵ月不在だったので、
ちょいと休日を作ってみた。

横浜の友人の誕生日を祝う事に。




待ち合わせは、
老舗″安記″で友人の好物、お粥などでご馳走。
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食後は、
只今″横浜トリエンナーレ″の
メイン会場となっている横浜美術館へ。

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…の前に、サプライズ!!
前日に宿泊予約をしておいたパンパシフィックホテルへ。

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部屋からの絶景と

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シンプルなインテリア。

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上階のベイビューを予約すると、
左にインターコンチ(ちょっと邪魔だけど…)
正面にベイブリッジ。

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そして私が嵌っているこの景色!
観覧車〜!!!このホテルは海側を予約すると、
この観覧車と富士山がもれなく付いてきます!
ここは数回一人でも泊まりに行きましたが、
昼は海、夜は観覧車をず〜っと眺めていられます。
この日はベイブリッジ辺りに降った夕立を見ました。

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都会暮らしでは、空が見えないので、
たまに空に近いと雲に嵌ってしまいます。
バルコニーにいると爽やかな浜風が、
寒いぐらい心地よく。やっとリセットできたかな!!








美術館の後は、
ランドマークの成城石井で、
お酒やケーキなど買い物をして、
accoプレゼンツ部屋吞みディナー開催(笑)
20代から嵌っているホテルライフの楽しみ方も、
すっかりマカナイ上手になりました。
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私のお気に入りのホテルには、
美しい器やトレ−などが常備されているので、
ルームサービス以外でも、
お惣菜を盛り付け直してセッティングすると、
結構自宅のようにもてなせます。
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サーモンのマリネサラダ。
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きのこの冷製リングイネ。
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この他に、パンと鶏を。



そしてホテルショップのお誕生日ケーキ。
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「お部屋で召し上がりますか?」
「はい。キャンドル付けてくださいね。」

と言っておいたら、
フォークとナプキンは勿論の事、
ショートケーキなのに
バースデイプレートを付けてくれていた!

ホテルはこういうところがあるから好きだなあ〜。
とまた感激!

お蔭様で楽しい休日と、
お誕生日のお祝いが出来ました。










友人はこのホテルの近くに住んでいるので、
11時に解散してタクシーで帰宅。宿泊は独り。
ここからは自分の休暇タイム。

独りになった部屋で夜景を見ながらバスタイム…。
そしてこの観覧車。
開園時間中カラフルな色で愉しませてくれるのですが、
12時5分過ぎから秒読みで消灯します。



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一瞬、空が青くなるほどに、
全ライトが真っ白になったかと思う次の瞬間。













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暗闇にすう〜っと消えていくのです。
























ここ。いいですよ。





翌日の朝食、
″カフェトスカ″のクオリティーもかなり高く、
ブッフェではありますが、
リクエストした食材でオムレツを作ってくれたり、
横浜ならではの焼きたてのチャ−シュー等もあり、
地方の親戚などをもてなすにもおススメです。

みなとみらい駅から、
ほぼバリアフリーで部屋まで行けるし。
なんと言っても25階以上でもバルコニーがあるのは、
と〜っても気持ちがいいのです。


24時間休暇。翌日はトリエンナーレへ。
…後半へ続く。
posted by 2 at 20:07| 旅ーrest

2011年06月04日

旅の記録【清里現代美術館】

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大変お待たせ致しました。

先日の旅の目的地であった、
清里にある現代美術館の写真と展示物の説明です。
http://www.point0.jp/KIMOCA/


館長さんに了解を得て撮影をしました。


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1990年に開館されたこの美術館は、
ドイツの世界的芸術家ヨーゼフ・ボイスを中心として
戦後の現代美術をリードしてきた
国内外の芸術家、芸術動向を知る作品を多数常設展示。
また、2008年には、
現代美術資料を展示するという極めて実験的な試みもスタート。
国内では数少ない現代美術専門の美術館は、
稀に見る個人所蔵、個人経営の美術館です。

館内は大まかに言うと、
1,Christ
2,Duchamp
3,D.Judd/R.serra
4,Andy Warhol
5,Joseph Beuys
6,日本作家
7,John Cage
8,Rainer
9,Fluxus
そして、
Poster&Object Book collection
に分かれています。

*私の嗜好に偏った写真の撮り方ではありますが、
館内と作家を簡単にご紹介致します。
紹介文は展示品を収集された館長さんの弟さんである
伊藤信吾さんによるものを抜粋しています。





【Joseph Beuys】(1921〜1986)

兵隊に招集されていたボイスは飛行中に墜落し、瀕死の重傷を負ったところを遊牧民のタタール人に
発見された。ボイスは彼等から傷口に脂肪を塗られ、体温を保つ為にフェルトで包まれ、ミルクやチーズを与えられるという看護を受け、一命を取り留めた。この体験でボイスは、物質には生命を支えるエネルギーがあることを知り、自分の芸術活動で何ができるのかを考えた。そんな思考の中から生まれた社会彫刻はそれまでの芸術のスケールや表現を拡大し、環境問題や政治にまで発展した。そして彼の作品、バターやフェルトは象徴的な作品になっている。


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【John Cage】(1912〜1992)

ジョン・ケージは20世紀最大の前衛音楽家として知られている。絵画的な楽譜である図形楽譜を数多く残したことでも有名。″実験音楽の父″と言われ多くの実験的作品を残し、1952年に初演された「4分33秒」という題の3楽章に渡るピアノ作品では、実際にピアノが演奏されずピアニストが座ったまま楽章の終わりまで沈黙が続いた。居合わせた人々はただ回りの様々な音の連続を聞くだけ。そこでは、周囲の音そのものが作品となったのだ。ジョンケージはこのように風変わりな曲を数多く残した。ケージの実験的で多彩な表現者としての活動は、世界中の音楽家や芸術家に多くの影響を与えている。

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【Fluxus】

フルクサスは60年代の始めから、活発な活動を開始。「フルクサス」とは、芸術家集団に与えられた名前。自分でも優れたデザイナーだったジョージ・マチューナスというアメリカ人がその中心者だった。彼等は普段の生活を芸術的な豊かなものにするため、コンサートや展覧会を開いたり、新聞を出したり、本を出版したりすることに熱中した。この活動は次第にヨーロッパにまで拡がってゆき、日本人も加わっていた。最も有名だったのは、オノ・ヨ−コ。またこのグループは、若き日の世界的芸術家が大勢参加していた。活動の中で残された様々な印刷物や小さな作品など、いずれもがその当時の熱気を伝える。フルクサスの活動はその後の現代美術の展開に大きな影響を与え、今になってその活動は改めて見直されている。

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その他の展示風景。

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pster collection
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Andy Warhol
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真っ暗な小部屋でポツンと座って聴く音。
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そしてこちらは帰宅してからアップされていた、
増築された資料館の様子。
アートブックやアーティストブックが所狭しと積み上げられ、
許可を頂き、解説と共に、
自由に閲覧出来るという素晴らしい場所です。
詳しくはHPをご覧下さい。
【新展示室の様子と解説】
http://www.point0.jp/KIMOCA/

少し前の日記にも書きましたが、
こんなにレアな所蔵品が見れるのもあと数年。
閉館となってしまうのは残念な限りです。
日本からこの美術館がなくなったら、
アメリカやドイツに行かなくてはきっと見れなくなるでしょう。
しかも外国ではこんなラフに解説付きで閲覧できる事など、
ないわけで…。本当に残念でなりません。
今回ご紹介したのは、現代芸術に興味をお持ちの方が、
この美術館の存在を知り出掛けて頂ければと思い書きました。

(当の本人もこちらの存在は恩師から教わり、
今では毎年数回出掛けているのですから…はい。)

私は、この美術館から、
空間ディスプレイの発想を貰い、
商品陳列を学んできた気がします。
商品を解りやすく″ワクワク″させる陳列と、
美術品の背景をきちんと説明する展示の法則に共通点を
感じています。
もっと言うなら、大きな美術館の退屈な展示と、
心ない商店の埃のかぶったディスプレイとの共通点が同じように…。
作品に対してどれだけ興味があるか。
それをどう伝えるか。そのひとつに尽きる
のではないでしょうか。














そしてこちらでは、あり余る資料を、
時々放出して下さるので、
足しげく通っているとラッキーな作品が手に入ります!
今回は、なんと!
Nam June Paik の貴重なart posterを入手しました!
フレームを誂えたらリビングに飾りたいと思っています。

モチロン、
売店には貴重な音楽資料や本など沢山販売しています。
デザインやグラフィックの参考になる資料の宝庫です。
現代アートがお好きな皆さま、是非応援してください!
もう手遅れかも知れませんが!!!

ながながとお付き合い頂きましてありがとうございました。
現代artがお嫌いな方には余計なお話でしたね。
一番好きな話題ですので、若干興奮して書きました(笑)
過言、不適切な表現など、どうぞお許しください。


【John Cage 4分33秒】
このCDを自宅で聴くと鳥の声や風の音に気付き耳を傾けた。
聞く場所や時間、心の状態によって曲が変わる。
そしてそれは自分の五感に触れる事でもあった。

posted by 2 at 15:23| Comment(0) | 旅ーrest

2011年05月25日

久々の休暇【清泉寮編】追記

沢山のリピーターを持つ、清泉寮。
http://www.seisenryo.jp/

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このたび新館が完成しましたよ。
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いろいろなところにクロスが配され、
清泉寮ならではのデザインが見れます。
建材にはふんだんに木を取り入れていて、
新館もまた時間が経つと、
本館のように味が出るのだなと感じました。
華美ではなく。必要なものだけで創られた館内。
季節のハーブや花でもてなしの心遣いも感じ、
五感がクスクスと喜ぶ時間でした。

新館には温泉やマッサージ、
レストラン等の施設が出来、
連泊滞在するにはまたまた嬉しい増築です。
清里イコール清泉寮と言うほど、
その敷地面積は広く、
この新館もまた上に高くではなく、
横に長〜く(笑)出来ておりました。



ここ数年、
清里現代美術館とセットで常宿になっております。

今回は本館の暖炉付きの部屋に。
広々としていて、しっかりしたキッチンも、
鍋や炊飯器、トースター、食器まで付いているので、
朝食だけを付けて夕食はフリーにしました。
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華美ではなく。必要なものだけ。
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窓から見える景色は牧場です。
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暖炉に火をつけると煙突から煙が出ます。
当たり前だけれど、なんだか凄く嬉しい光景。
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そしてお茶の時間。
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何処にいてもやっぱり習慣は同じ。まずはお茶。
東京から持って行ったおやつと、
ホテルに常備されている無農薬の美味しい緑茶を煎れました。
蓋付きの煎茶碗と木の茶托もありますが、
食器棚の器をどのように組み合わせるかも楽しみの一つです。
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便利な湯沸しポットもありましたが、
綺麗に磨かれたステンレスケトルの佇まいが、
この部屋にはあっていました。RIMG3830.JPG

食器棚の引き出しにはきちんと揃えられたカトラリーや、
キッチンに掛けられたタオルも清らかでした。
「白は純白赤は純血」キリストの教えがタオルのステッチにも
施されています。
私達は宗教に拘りはありませんが、
この部屋のしつらいを見ると毎日の暮らしをいつくしみ、
お掃除やもてなしは修行。そんな事を感じ取れました。

ここに居るとさながら「暮らしの手帳」の実践版といった感じ。
季節と自然とありのままの暮らし。大切なことですね。





そして、こちらは本館ロビーの書庫。
冬に来るとここの大きな暖炉に灯がともり、
誰となく集まってきて静かに本を読みながら、
火の番をします。ここが清泉寮の醍醐味です。

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3m以上あるこの長テーブルが大好きです。
最後の晩餐テーブルのようですね。

この日は大好きなターシャの本を読みました。
自宅にはターシャの庭の本を持っていますが、
ここではターシャの家の中、暮らしぶりの本が沢山ありました。
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近くのレストランで夕食を軽く済ませ、
遅くまで其々、自分の好きな本を持ち込み、
呑みました。あ…読みました。

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そして…、
朝起きると窓の外は水墨画。
すっかり雲の中にいます。

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6時に起きて雲の中の水墨画を見ながら、
鶯の声をずっと聴いていました。
ずっと走ってきたけれど、
こんなありがたい日があって、
またがんばれるなと思った。





朝ごはんは新館のブッフェに。

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新宿のパークハイアットなみの質の良さに加え、
とにかく!野菜が新鮮で甘い。
パンも清泉寮直営のベーカリー焼きたてのもの。
バジルが練りこんであったり、
シンプルなハイジパンがあったり。

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オイルには旬のローズマリーが、
テーブルソルトは粗引きの岩塩という気の利きよう!
美味しく頂ました!
華美ではなく。必要なものだけ。雲の中の朝ごはん。

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食後に雲の中を散歩してみた。
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視界ゼロと思いきや足元はクリアー。
でも見ているほうは人が突然現れると言う面白い風景でした。

また仕事をがんばってここでリセットしよう。
そんな事を考えていました。

沢山撮った写真はカテゴリー「Photo-写真」のほうへ、
後日アップします!


posted by 2 at 23:43| Comment(0) | 旅ーrest

久々の休暇【イントロ編】

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皆さま。こんにちは。
家中の改装とレイアウト替えに疲れ果て、
二人でちょっと出掛けていました。

毎年、5月は伊豆に行くのですが、
お互いに長い休みを取りそびれ…、
それでもとにかく抜け出そうと、
早朝、山梨県清里へ。3時間。

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清里には、
私が日本で一番好きな現代美術館があり、
以前にも日記に書きましたが、
年に数度ここへ行って自分をリセットします。

ここは珍しく、個人所蔵のコレクションを見せる、
個人経営の美術館で、
それ故に経営困難の為、館を維持する為に、
有名な作品がどんどん海外へ売られています。
美術館ごと国や美術大学に寄付すると言っても、
どこも受付けないらしく、
とうとう、あと5年ほどで閉館する決心をしたと、
残念な報告を受けました。

今でも海外からのリースオファーは引く手あまたで、
海外でのほうがコレクション評価が高い美術館であります。
日本の現代美術に対する教育のなさは今でも変わらず、
印象派美術館ばかりに観光バスが溢れ、
花柄のタオルハンカチを買わせて満足させるこの国に、
改めてがっかりした日でもありました。
(美しいと思うものは人それぞれですね。
大変語弊がありますが閉館がショックでのお話故、お許し下さい)

ハーブ&ドロシーでさえ、最後は認めて貰えたのに。
日本であれだけの作品が見れなくなるのは残念でなりません。











私の現代芸術好きは、遡れば多分、
小学5年の頃、絵を習った先生が、
ドイツ帰りの変人。という事もあり、
現代音楽や実験音楽をよく聴かされていました。
授業内容も一般の絵画教室にしては意味不明の技法や哲学で、
沢山のお子達はすぐに辞めていきました。

しかし、その意味不明さは私にとって、
退屈な学校の授業とは違い、
何にも囚われない斬新な体験であり、
すぐにその世界に惹きこまれていきました。

例えば、銅版に酸を塗り、
紙に伏せ、数ヶ月置く。
畳2畳分程の大作からは異様な臭いと、
変異した錆などが何とも言えない景色になっているのです。
一方では筆の洗い方や絵の具顔料の成り立ちなど、
絵の道具に対してはきちんと知識を説いてくれました。

その頃の絵の具は透明水彩でしたが、
「一度出した絵の具は死ぬまで洗うな」
と教えられてきたので、今でも私のパレットは、
その頃出した絵の具と今日の絵の具が共存し、
「自分だけの色」が成り立っています。


前置きが長くなりましたが、
今日の日記は滞在した宿の話から…(笑)
あまりに綺麗な季節だったので、
そんな写真からがいいかなと。

現代美術館の写真も許可を得て沢山撮ったので、
すぐ続編で書きます。

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待ちきれない方はこちらを(笑)
http://www.point0.jp/KIMOCA/

あっ。リクエスト頂いています、
リビングのレイアウト替え、その後の話も…
その間に入れます。…はい。)

最近、写真が多く、携帯ではデータが重いですね。
続編、清泉寮はこのすぐ後の日記で。

posted by 2 at 20:27| 旅ーrest

2010年10月12日

長崎の吉宗。

今さら…吉宗のはなし?と思われる程、
長崎では老舗中の老舗。
しかも地元民は出前もするほどポピュラー。

吉宗が持つ店構えの風格と佇まいはとても好きでしたが、
観光客で一杯の時間が多く、
いつも並んでいる。敬遠するそんな条件があって、
入った事がなかったのですが、
この日は衣装の仕事でお世話になっている知人が、
連れて行ってくれました。

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店先に飾られる"おくんち"の出し物のミニチュア。
時代を感じるとても古いもののようです。
色艶に味があって素敵。
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そしてこれが名物の蒸寿司と茶碗蒸しのセット。
生まれ育った関西では、
蒸寿司や箱寿司が普通に食べられたのですが
東京ではあまり出会わないので嬉しい。
小さな蓋付きの丼に、
綺麗な盛りつけで出てきます。
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  1009-9.jpg提灯を生かしたデザイン。

下足番がいてさりげない誘導もまた演出に。
札に歴史が刻まれています。   1009-11.jpg      1009-4.jpg 

閉店間際の吉宗。思わぬオアシスを体験しました。
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H君ありがとう。お世話になりました。





そして店を出たら、この界隈"浜の町"の出し物が、
有終の美を飾っているところに出くわしました。
"濱町"の竜宮船。

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おくんちの出し物は庭先廻りの最後に地元に戻り、
大勢の観衆に披露した後、締めくくりの舞として、
地元や関係者達の為にもう一度舞います。
(舞うという言葉は正しくないかも知れません)
そして最後の最後に、横笛と太鼓による、
独特のお囃子、"シャギリ"という演奏だけで、
静々と締めくくられるのです。
昨年龍踊りの時は全員が地べたに座り行われました。
拍手喝采で演者同志も労う胸を熱くする場面です。

偶然遭遇した、
長崎の旅を締めくくる感無量の瞬間でした。


画像は"筑後町"の"龍踊り"の衣装を手掛けた昨年のもの。
筑後町の龍踊りは白龍を含め3体いる事が特徴。
長ラッパは龍が玉を追いかけてイライラする鳴き声。
モッテこーいのかけ声等も入っています。
http://www.youtube.com/watch?v=QtUulii25p8&feature=related
こちらも2009年の総集編。
http://www.youtube.com/watch?v=PxZI-KbjIg8&feature=fvsr
posted by 2 at 12:01| 旅ーrest

長崎の中の東京。

http://www.youtube.com/watch?v=LgqHg9NNmjY
地方には地方の良さがありますが、
何度も通ったり、長く滞在していると、
自分らしい居心地のよい場所も欲しくなります。

私の場合のそれは、静寂と音楽。

長崎では"港とi-pod"が一番ですが、
もう一箇所は、このcafe。
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知人の知り合いでもあるオーナーは以前、
東京に暮らし、デザイナーだったと言う事もあり、
なんとなく空間の作り方や趣味が合います。
なにより、音楽の趣味が同じ。
70年代のROCKをかける店は東京でも少ない中、
旅先のここで実現するのです。
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更に、オーナーの趣味はギター。
レジ付近にギターを置いてポロンポロン。
話が盛り上がらない訳がありません。
過去には一日に2度行く日もあったほど。

この日は、昨年、
長崎くんちで出会った人との再会も実現。
彼女は各地の祭の事を卒論にする為に、
私達関係者と一緒に三日三晩くんちに付いて回った仲間でした。
立派に仕上がった論文を頂き楽しい時間となりました。
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Nーchanありがとう!また来年逢いましょう!
1008-8.jpgちょっと…記念写真。

そんなプライベートな時間。
【dico.appartment HP】
http://www.hifi-design.com/

posted by 2 at 10:59| 旅ーrest

長崎くんち

写真は籠町からの出し物"龍踊り"の庭先廻りの様子。
諏訪神社等の決められた場所での披露が終わると、
このように街中を練り歩く。
お花という名前の言わば寄付を集めるお礼に、
その商店や施設の前で演目を披露する。
龍が玄関先にお頭を入れるシーン等は、
縁起がいいらしく迎える側の喜びは感動もの。
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変わってこちらは、
八坂町からの出し物"川船"。
船を曵き回す前に、
少年が魚を網で漁をする見せ場。
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そして曵き回しの場面。指揮者がここまで来いと合図。
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真剣勝負で船を鼻先まで曵く姿やスピード感は圧巻です。
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力がかかる地下足袋には、いっそう踏ん張れるようにと、
黄色い布切れが結ばれているが、演技の途中でその布さえも、
切れてアチコチに散らばる景色もまた凄い。
その後、たった数人で大きな船をグルグルと回す。
ここで「よいやー!」の声がかかる。
(意味は、先日の日記を参照下さい(笑))
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そして止めた瞬間のキメのポーズ!「よいやー!」(です。)
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この日も雨で、滑る地面の条件を克服しながら、
素晴らしい演技を披露し拍手喝采だった。
そしてこの演目は特に、着流しの男前が絵になる!!

その他の演目は、長崎新聞の画像でご覧頂けます。
今年は6町だけで船の出し物が多かったのですが、
来年は11町が参加。
そして7年に一回の"コッコデショ"という演目も出ます。
コッコデショはもともと大阪の"布団太鼓"を用いたもの。
来年は更に盛り上がりそうです。

【長崎新聞/長崎くんち2010年の映像】
http://www.nagasaki-np.co.jp/kankou/douga/11/index.html
posted by 2 at 10:32| 旅ーrest

2010年08月10日

漁港。

まとまったお休みがとれると必ず海に出掛けます。
海と言っても私の場合は漁港。
船の集まっている風景や、漁師さん達の暮らしぶりが好きで、
いつも漁港の側に連泊するのです。
気さくな人柄やデザインとは無縁の環境が、
仕事を忘れるには最高の場所。

でもつい、いい風景に会うと夢中で写真を撮ってしまう…。
そしていい企画が浮かんだりして…。
これは漁を終えた漁師さんが網の手入れをしている風景。
オレンジや白は良く見かけますが、こんなに綺麗な色は初めて。

白浜にピンクのグラデーションが広がっていて、
とてもとても綺麗でした。

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道具が持ち合わせている褪せた色や朽ちた形には、
とても強さがありますね。

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posted by 2 at 00:00| 旅ーrest