個展のお知らせ【Festival of colors in the memory】先行予約開始 2017.3.16(fri)-20(mon)  Open:12:00/Close:18:00                                       *既に初日は予約が混み合っておりますご了承下さいませ。早々の沢山のご予約に感謝致します

2017年01月29日

続・新作。赤とマゼンダの襲撃。



Viktor & RolfのHaute Coutureは今期も素晴らしかったですね。








メゾンの今シーズンの春夏コレクションも店頭に出揃い、
目が覚めるような技法に触れ自分の制作にも触発されます。
日本のブランドには素晴らしい生地や技法が乏しく、
安かろう悪かろうの流行がとても残念でなりませんが、
私は頑固に良い素材との出会いを求め、
小さな長方形の中に夢のような肌触りとワクワクを併せ、
皆様に気さくなmatoiを届けたいと日々想っています。

いい素材だからドレスに。という考えの母の時代を経て、
いい素材でもいつでも側に置いて着こなせるmatoiやfukuroを創ります。
何でもないワンピースにmatoiを肩に乗せるだけで、
ワンマイルウエア―からフォーマルに変身。
これこそ、現代の贅沢です。

その探求は私も楽しく継続しています。















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3月の個展はお庭のミモザとクレマチスが満開の3月に予定しています。
【2 snacks】からは新作のフードも登場。
春の器は口がポカーンと開くほど素晴らしい品々が上がってきています。













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そして、こちらは続新作。

金華山ではなくヨーロッパのもの。
デザイナーズギルドの素晴らしい生地との出会いで、
創作意欲に力が入りました。
相棒はオーガンジーを5重に合わせて仕立てました。

毛足の薄いカットしベルベットはしなやかで珍しく、
地のジャガード部分には銀糸も織り込まれています。

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エレガントにならないようにコットンフリンジを併せたり、、
更にビーズタッセルでアクセントにパープルを。

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ネズの大島紬や、
檸檬色の麻のワンピースにも合いそうな美しいモノが出来たと思います。

洋でも和でもないmatoi。
どなたの肩に寄り添うでしょうか、、。
私も楽しみです!!

ですが、カットベルベットの縫製はとても大変で、
この1着に丸2日もかかり、仕上がった頃には、首が回らない程左肩にダメージ。
明日は1日中マッサージに助けて頂く予定です。泣。
















そんな中、インスタを見たり、ブログからのメッセージで、
沢山の作品へのお問合せやご予約メールをありがとうございます。
まだまだ創りますのでご予約はお受けできませんが、、。
でも本当に嬉しいです!
首もグルグル回りそうです!!

皆様、いつも本当にありがとうございます。

posted by 2 at 19:12| Comment(0) | 記録ーdiary

2017年01月20日

赤という色は。



明日は最終回のカーボーイジャンキーズへ息抜きです。
そんな楽しみがあるならと制作にも拍車がかかります。













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個展の仕掛かりは、やっと創れるという気持ちで、いつも時間を忘れています。
この電球が切れた深夜には思わず電球に話しかけたりして、。
「切れるなら早めに言ってよ。あなたが協力してくれないでどうすんのよー?」と一喝。
この電球が切れると細かなブレードの脇の落としミシンが見えません。
朝が来るまで仕事はお預けに。

「買い置きしとけばいいじゃん。」と電球。












そして待ちに待ちくたびれたブレードの到着。

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仕入先のシステムが変わってしまい、
この他にも箱一杯の大量のブレード達の品番や価格が工場直からのものは照らし合わせが困難。
あー。この作業にスタッフと数時間。
この先が思いやられる、、、。良い方法を考えなくては、、。
と、また時間のロスで機嫌が悪くなる。














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材料に罪はない。
美しい赤のかたまりに心がもう一度興奮する。












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頭の中は赤で一杯。













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モノクロバージョンのシュミレーションを昨夜終えた。
シルク100%のモール織の珍しい素材と、メタリックなシルバドットのこれまた珍しい素材を中心に構成。
その中にスパンコールの付いたシャネルツイードやニットなども。

今回は装飾に嵌っているので深夜の作業が辛い。

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夕方四時を回ると目が見えなくなるのだけれど、
シニアグラスの違和感がまた嫌で目を凝らすと首が腫れる、、。
職業病のあちこちの歪が悔しいです。
なので、夜な夜な一着仕上がると不思議なストレッチやスクワットを。
突然変異の私を見ていろいろな人が吹き出します。












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でも作品はご機嫌な仕上がり。
気に入ったmatoiが出来ると何故かワンピースを創りたくなる。
コーディネイト。醍醐味です。









そんなこんなのノリノリ制作も、いよいよカーラーバージョンへ突入。


それにしても赤という色は強い存在感でありながら、
色を切るという気負いのない色のように思う。
例えばキミドリのTシャツならあの人キミドリが好きなね。と考えるが、
焼き鳥屋の親父が赤いTシャツを着ていてもさほど気にとまらない。

赤の魅力と存在は不思議だ。



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posted by 2 at 22:35| Comment(0) | 作品

2017年01月14日

黄色いメジロの止まり木。






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近隣の庭の千両や万両の実に沢山の鳥たちが集う1月。
またその下に糞を落として春にはどこか遠くの植物が芽生える。
持ちつ持たれつの自然界の関係は優しくて面白い。

先日、大好きなメジロが、アトリエの庭に置いてあった檸檬色のラフィアのかたまりをフワッと持って行ってしまった。日頃からブリティッシュモスを少しづつ運んで巣作りしているのはしていたけれど、大きなまま持って運ぶとは予想外。
でもその一瞬、メジロの鶯色の小さな体が檸檬色に包まれ、それはそれは綺麗な色が舞った瞬間だった。


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春のmatoiは、まだ寒い時期に首元は温かく外側は涼し気な素材で。
皆様ご存知の秘密のあったか作戦です。


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この写真はまだ途中の頃。
完成品はこの後、沢山のブレード等、さらに加飾しています。














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いい素材が手元にあっても、その相棒が見つかるまでただの布在庫。
その布を活かしてくれる相性の良い相棒こそ実力を発揮してくれる縁の下の力持ちです。






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春matoiは、体から離して着る事も多いので、
風を含んだり通したり、色をひらひらさせながら、、、、。

そんな姿を、鳥と一緒に想像して創っています。












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posted by 2 at 21:44| Comment(0) | 記録ーdiary